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「パリの散歩道」 [楽譜]

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以前取り上げました上野由恵さんの CD に収録されていた「パリの散歩道」ですが、初めて聴いたのはフィギュアスケートででした。




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どういう曲なのかと調べましたら Gary Moore というギタリストの曲であることがわかりましたが、フルートとピアノ用の楽譜はありません。

上野さんは muramatsu の講師ですので muramatsu に問い合わせてみましたところ上野さんに聴いてみていただけたようですが、出版されている楽譜はなくて出版の予定もないとのこと。

録音のためのオリジナル編曲なのですね。




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手に入る楽譜はオリジナル演奏のバンドスコアやピアノソロの楽譜です。




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譜面を見るとメロディーラインはシンプルで調も平易、構成も凝っていません。

 

上野さんの演奏はテンポが遅めで編曲と相俟って詩情あふれるものになっています。

 

オリジナルは聴いていませんが、多分かなりイメージが違うでしょう。

 

自分用に試しに編曲してみようかなあと思っています。

人前では使えませんが。


 

 




 

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F. X. Mozart [楽譜]

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muramatsu に行って楽譜でもゆっくり見ようと思ったのですが、なんと今日から夏休みです。

仕方がないので同じ丸ノ内線沿線の FMCフルートマスターズ、アカデミア・ミュージックに行ってみました。

 

アカデミア・ミュージックではサマーセールを行っていて、一部を除いて楽譜は二割引(現金の場合。クレジットカードは一割引)で、くじ引き(三千円以上購入の場合)もできます。

 

そんなに買いませんでしたけど。

 

 

輸入楽譜専門で、フルートの楽譜だけではないですし、あまり一般的なものはありません。

 

そんな中、端から見ていくとあまり見たことがないモーツァルトの息子の作品がありました。




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フルートとピアノのための作品で、お父さんはこういうものは書きませんでしたね。

 

 

ざっと見たところそれほど難しそうではありません。




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お父さんは 1756年生まれで 1791年(12月)没。

この Franz Xaver Wolfgang Mozart は次男でお父さんの死の四ヶ月前に生まれています。

ピアノ協奏曲、ピアノ・ソナタ、ポロネーズ、ロンド、変奏曲などを作曲していますが、1820年頃から演奏に専念するようになりました。

 

お兄さん(その前に赤ん坊のうちに死んだ兄あり)の Karl Thomas は 1784年生まれで 1858年没。

1805年に音楽を学ぶことを決心しますが、前途有望と思われたものの三年目には音楽の道を断念します。

 

映画『アマデウス』に登場する子はこの子(7歳)ですね。

 

どちらも生涯独身であったために W. A.モーツァルトの血筋は絶えました。




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夏が戻ってきました。

 

明日は朝からお墓に行くので更新はお休みします。

 
 


 

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そんなんありか [楽譜]

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先日映画を観に行った時に同じショッピングセンターの中にある楽器店に立ち寄ってみました。

こちらは CD などは置いていない本当の楽器屋さんです。

楽譜もあります。

千葉そごうの山野楽器より楽譜はずっと多く、管楽器、弦楽器、ピアノも並んでいます。

楽譜を色々見ていましたら使っている楽譜のシリーズの新しいものと思われるものが並んでいました。

 




フルートのしらべ ピアノ伴奏に合わせて1人でも楽しめる、究極の25曲(CD2枚付き)

フルートのしらべ ピアノ伴奏に合わせて1人でも楽しめる、究極の25曲(CD2枚付き)


収録曲を見てみますと

一冊め

 

 ポロネーズ(J.S.バッハ)

 メヌエット「ディヴェルティメント」より(モーツァルト)

 ノクターン 第20番[遺作](ショパン)

 子犬のワルツ(ショパン)

 タイスの瞑想曲(マスネ)

 メヌエット組曲「アルルの女」より(ビゼー)

 くまんばちの飛行:歌劇「サルタン皇帝の物語」より(リムスキー=コルサコフ)

 白鳥組曲「動物の謝肉祭」より(サン=サーンス)

 ユーモレスク(ドヴォルザーク)

 シチリアーノ(フォーレ)

 夢のあとに(Gフォーレ)

 愛の挨拶(エルガー)

 私のお父さん:歌劇「ジャンニ・スキッキ」より(プッチーニ)

 誰も寝てはならぬ:歌劇「トゥーランドット」より(プッチーニ)

 月の光「ベルガマスク組曲」より(ドビュッシー)

 ジュ・トゥ・ヴ(サティ)

 チャルダッシュ(モンティ)

 美しきロスマリン(クライスラー)

 亡き王女のためのパヴァ-ヌ(ラヴェル)

 イパネマの娘

 美女と野獣

 早春賦

 さとうきび畑

 涙そうそう

 千の風になって

 

二冊目は

 故郷

 浜辺の歌

 この道

 グリーンスリーヴス

 ダニー・ボーイ

 シシリアーノ(J.S.バッハ)

 ノクターン(ショパン)

 小舟にて(ドビュッシー)

 歌に生き、愛に生き:歌劇「トスカ」より(プッチーニ)

 ハバネラ:歌劇「カルメン」より(ビゼー)

 妖精の踊り(バッツィーニ)

 エストレリータ(ポンセ)

 マドリガル(シモネッティ)

 夢(ドビュッシー)

 ヴェニスの謝肉祭(ジュナン)

 ホラ・スタッカート(ディニーク)

 ヴォカリーズ(ラフマニノフ

 ブラームスの子守歌(ブラームス)

 シューベルトの子守歌(シューベルト)

 メヌエット(ボッケリーニ)

 ト長調のメヌエット(ベートーヴェン)

 メヌエット(ペッツォルト)

 アヴェ・マリア(バッハ&グノー)

 アヴェ・マリア(シューベルト)

 アヴェ・マリア(ヴァヴィロフ)

 

新しいものの目次を見て驚いてしまいました。

最後の六曲を入れ替えたというのです。

 故郷

 浜辺の歌

 この道

 グリーンスリーヴス

 ダニー・ボーイ

 シシリアーノ

 ノクターン

 小舟にて

 歌に生き、愛に生き

 ハバネラ

 妖精の踊り

 エストレリータ

 マドリガル

 夢

 ヴェニスの謝肉祭

 ホラ・スタッカート

 ヴォカリーズ

 シューベルトの子守歌

 アヴェ・マリア(ヴァヴィロフ)

 タンゴ(アルベニス)

 踊る人形(ポルディーニ)

 ハバネラ形式の小品(ラヴェル)

 亜麻色の髪の乙女(ドビュッシー)

 春の歌(メンデルスゾーン)

 愛の喜び(クライスラー)


 

太字が異なる曲です。

 

しかしこれはどうしてなのでしょうね。

新しく収録された曲をやってみたかったら多くが既に持っている曲であるのにこの曲集を買えというのでしょうか?

 

新しい六曲に何曲足してダブらないようにすることはできなかったのでしょうか?

 

 

Amazon ではどういうわけか古い方がたいそう高い値段で売っています。

 

やれやれ。

 

 

 

明日は母の通院の日なので朝の更新はお休みします。


 

 

 



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アカデミアにて [楽譜]

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急ぎの用ではなかったのですが、明日は休業日なのでアカデミア・ミュージックと FMCフルートマスターズに行ってきました。





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フルート関連では欲しい楽譜はなかったのですが、チャイコフスキーのスコアを二冊。




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フルート関連では欲しい楽譜はなかったのですが、チャイコフスキーのスコアを二冊。

四番のスコアは昔買ったはずですが、行方が分からないので新たに。

 

四番を作曲する前にメック夫人をパトロンに得ることができ、この曲はメック夫人に献呈されています。

 

ついでに『くるみ割り人形』(組曲)のスコアも。

 

チャイコフスキーの名前は今はこのように綴るらしいです。




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さてこちらはフルート吹きは知らないと思いますが、ヴォーン・ウイリアムズの Bass Tuba Concerto のピアノ伴奏版です。

 

 

この曲の初演をしたフィリップ・カテリネット(オーケストラはロンドン交響楽団、指揮はサー・ジョン・バルビローリ)の手記が最近の “PIPERS” に二回にわたって連載されていました。

 

 

録音はいくつかありますが、名園はフィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルのメンバーであったジョン・フレッチャーの録音がお勧めです。

 

V・ウィリアムズ:交響曲全集IV 交響曲第5番&バス・テューバ協奏曲

V・ウィリアムズ:交響曲全集IV 交響曲第5番&バス・テューバ協奏曲

  • アーティスト: プレヴィン(アンドレ),ヴォーン=ウィリアムズ,ロンドン交響楽団,フレッチャー(ジョン)
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2007/08/22
  • メディア: CD

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第二楽章はとても美しいので(第一楽章と第三楽章はいまいち)、ユーフォニウムやファゴット、チェロで演奏されることがあるとのことですが、オクターヴをいじればフルートでも良いと思います。




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作曲者のフルネームはレイフ・ヴォーン・ウイリアムズで、 Ralph は普通はラルフですが本人がレイフと発音すると言っていたそうです。




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店頭では気づかなかったのですが、電車の中で読んでいるとドップラーの新しいものが出ているようです。




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誤りを正したのだとか。

ちょっと気になります。

 

FMCフルートマスターズでは特に収穫はありませんでしたが、25周年記念のゴールドがあったので少し吹かせてもらえました。

 

その時の様子はこちら

ゴールドはとても鳴らし易く良い音色を持っています。

 

買えないのが悲しいです。

 

 

Ag997 の管厚 0.35 のモデルが試奏できましたが、私の970 0.4 のものより少し軽く、音色も明るいのが印象的でした。

 

シルバーの記念モデルがあればよかったですが、来月の山野楽器の Flute World に期待です。

 
 


 

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こんな書き方:チャイコフスキー:交響曲第6番 [楽譜]

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このところちょっと必要があってチャイコフスキーの交響曲を聴いています。

聴くといっても最近は映像での鑑賞です。

 

今回は人気の三曲を収録した(編集ですが)DVD を持ち出します。

それにしてもカラヤンの映像はどれも画質がイマイチです。

音質は悪いとは言いませんが特別良くもありません。




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一番好きなのは演奏したこともある(フルートではありませんが)4番ですが、6番も人気があってカラヤンも何度も録音しています。

 

 

今回はスコアも新たに購入しましたが、全く知らなくて驚いた点があります。

 

 

第四楽章はご存知の方も多いと思いますが、弦だけで奏でられ、なんとも言えない不安な感じで始まります。

 



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この部分をスコアで見てみると何か変です。

Finale で入力してみたのが次の楽譜のヴァイオリンからチェロまでの部分ですが、この部分だけを見てすぐあれをイメージできる方は多くはないと思います。

 

解説を読んで合点がいきましたが、チャイコフスキーはあえて音を交互にパートに割り振っているのです。

当時のオーケストラの楽器配置は向かって左に第一ヴァイオリン、右に第二ヴァイオリンという具合だったそうで、音が左右に振れるような効果を生んだらしいのです。

それが一層不安定な感じを感じさせるとも。




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これをピアノ譜に纏めたのが下の大譜表ですが、これなら耳で聴いた通りです。

 

唸ってしまいました。

 

 


 

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アレンジされている:発車音 [楽譜]


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梅雨らしい一日でしたが、懸念したほどは降りませんでした。

 

 

こんな光景を見ると「雨の物語」(伊勢正三/イルカ)を思い出しますね。

 

 

ところで先日「鉄のバイエル」の中の「鉄腕アトム」の楽譜を取り上げましたが、その後この楽譜の前半にも一箇所ちょっとした違和感を覚えました。

 

二小節目のコードが C のはずですが楽譜では G になっているのです。

 

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なぜかと考えているうちに放送のオリジナル音源を集めた CD が見つかったので取り寄せてみました。

 

 

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虫プロに残っていたテープやソノシート(懐かしい)からの収録なので音質は良くありませんが、懐かしい響きです。

 

 

 

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聴き取るのもちょっと厄介ですが、一般に出回っている楽譜と同じで、ここで問題にしている前半と後半のコードは「鉄のバイエル」のものとはやはり違います。

 

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ああ、明治製菓提供でしたね。

 
 
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で、ここまできたら駅に行かねばならないかと思っていたのですが、都合の良いことに JR で使われている音源を集めた CD がありました。




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聴いてみると確かに駅で聞く音です。

シンセ音源ですね。

 

 


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これを聴くと、なんと「鉄のバイエル」と同じです。

ということは発車メロディーの楽譜としてはこれが正しいのです。

 

発車メロディーとして使うときにJR東日本がアレンジしたのでしょう。




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それにしても改めて考えてみるとこの楽譜、どういうときに使うのでしょうね?







 

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「鉄のバイエル」 [楽譜]

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TV で取り上げられて評判なのだそうです。




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JR東日本のホームで流れるメロディーを集めた楽譜集です。

 

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10年前に出ているのですね。




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オリジナルのメロディーの他によく知られた曲も使われています。

 



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こんな曲もあります。




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奥付に協力会社として名前が記載されているものもありますが、「蒲田行進曲」には何も表記されていません。




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「第三の男」には正式な著作権の表示があります。




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ところでこの中の「鉄腕アトム」をちょっと弾いてみましたら、一箇所で違和感を感じました。

この楽譜にはコードネームは書かれていませんが、上の譜面の小節の一拍目は Am ですが、耳で聴いて変な感じがしますし、ネットでコードネームを調べてみるとこの部分は F です。

 

 

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譜面にするとこうです。

 

E でなくて F のはずですね。

オリジナルの譜面はどうであったのか、高田馬場で流れているメロディーはどうなのかもう少し調べてみたいと思います。

 

出版社にも問い合わせてみましょうか。

 

※ '18.06.09 追記。

すると左手も F と C でなければならないはずです。




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明日の朝はまだ雨ではないようですが、朝になってみなければわかりません。

雨だったら(降り方によりますが)更新はお休みします。

 

'18.06.20 追記。

 

この楽譜はオリジナルとは違いますが発車メロディーに忠実であることがわかりました。
 
 


 

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モーツァルト カレンダー:アカデミア・ミュージック [楽譜]

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昨日アカデミアに行った時についでにカレンダーを買ってみました。

 

 

毎年作られているような気がするのですが、買ったのは初めてです。




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当時のウィーンの街並。




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パリで出版されたヴァイオリンソナタ K.8 と K.9。




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『魔笛』の舞台のイラスト。




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最後の住まいの間取り。




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『レクイエム』の自筆譜。

「ラクリモサ」の6小節目以降。

 




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モーツァルトに関わるいろいろなことが書かれています。




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作品の一覧が付いています。




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626は『レクイエム』の作品番号です。

部数限定ですので欲しい方はお早めにどうぞ。

 
 


 

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楽譜も開脚できた方が良い。 [楽譜]

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練習番所に行く途中のドウダンが紅くなり始めました。




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捨てられたペットボトルの水の向こうに少し秋の色が見えます。




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植え込みに初めて見る花がありました。




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何でしょうね?





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さて今回一曲オンデマンドの楽譜を買ってみました。

プリンタで出力して綴じるわけです。

 


 

印刷だとある程度刷らなければなりませんし、在庫も発生しますから利益が出にくいでしょうね。

オンデマンドは音楽 CD(CD-R)でも行われています。

好きな曲だけ収録するという事ができるようですが、CD-R は耐久性に劣りますね。

 


楽譜はそういう心配はありません。

 

現物を確認してから買うという事ができないのはちょっと問題でしょうか。

割高ですし。




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さてこういうふうに綴じてあると、フラットに開きます。

 

使いやすいですね。




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たいていの曲集はこんなふうです。

今までそういうものだと思っていましたが、ソロ用の譜面(パート譜)は普通はそれほど厚いものではなく中綴じである事がほとんどなので問題になりませんが、ピアノ伴奏譜は厚いですね。

(ピアノ独奏の曲集もそうですが)

出版社にも一考を求めたいものです。

 

そういえば今回買ったこの楽譜、ヴォーカル(とピアノ伴奏)用なのでパート譜はありません。

ううむ、これをやるならパート譜を作るか暗譜しなければなりません。

 

来年二月はまた発表会です。

 
  
 


 

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レクイエム補筆完成版各種 [楽譜]

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アカデミア・ミュージックに行った折、新しくレクイエムのスコアを二冊求めました。

 

 

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こちらは以前から持っているジュスマイヤー版です。




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こちらは新しく求めたランドン版。

 

 

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補筆の内容などが解説されています。




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こちらは一緒に求めたバイヤー版です。

大判です。




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同じように補筆の内容が解説されています。




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こちらは Wikipedia の画像ですが、モーツァルトの自筆譜の ”ラクリモサ” の冒頭部分です。

 



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こちらはオイレンブルグのジュスマイヤー版の同じ部分です。

ヴァイオリンの三小節目以降はジュスマイヤーの書いた部分です。




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こちらはランドン版。(C)

M はモーツァルト、S はジュスマイヤーの手になる部分です。





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ランドン版の "レックス・トレメンデ"(御稜威の大王)。

E はアイブラーの手になる部分、L はランドンによる部分です。



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こちらはノヴァーク版。
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バイヤー版。(A)
こちらもアイブラーの手になる部分を取り入れています。
三小節目以降が違うのがご覧いただけるでしょうか?
 
 
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モーンダー版は在庫がなかったので注文しました。
 
 
Wikipedia に各版の特色が解説されています。
バイヤー版
ミュンヘン音楽大学教授フランツ・バイヤーによる補作。最も有名なものは1971年の「バイヤー版」で、フランツ・バイヤーの行った研究成果を反映したものであり、全体的に、ジュースマイヤーの仕事を認める方向で楽曲の構成には手を加えず、「饒舌」なオーケストレーションの修正、特に伴奏のカットが主眼である。
最もわかりやすい変更箇所は、「キリエ」の最後のフェルマータ以降のトランペットとティンパニの追加、「奇しきラッパの響き」の "Mors stupebit et natura" 以降のトロンボーンのカット(これは歌詞の内容に合わせたもの)、「恐るべき御稜威の王」の2拍目の金管楽器による相の手の削除(これは前者と共に以下の版でも採用されている)、「涙の日」の "Dona eis" の部分で、テノールパートが上昇音型から下降音型に変更されている点、「オッフェルトリウム」の始めのほうに現れる弦楽器のシンコペーションを単純なリズムに変更した点、そして「サンクトゥス」と「ベネディクトゥス」の最後の部分「オザンナ」のフーガに新しい終結部を追加した点である(アーノンクールは演奏の際この部分はカットした)。
尚、バイヤーは2005年に新たな補作を出版しており、上記のものとは異なる新版が存在する。
B モーンダー版
イギリスの音楽学者・数学者リチャード・モーンダー(ドイツ語版)による補作。曲自体はあくまで未完だとして、ジュースマイヤーが作曲した曲、およびオーケストレーションを削除し、モーツァルトの他の楽曲(特に「魔笛」や「皇帝ティートの慈悲」)を参考に補筆するという方針を取っているが、「神の子羊よ」は、「レクイエムの主題」の引用、「雀ミサ」K.196bとの類似など、モーツァルト自身が関与した可能性が強いと指摘し、修正を施した上で残された。
最大の特徴は「涙の日」の「アーメン」の部分に「アーメン・フーガ」を導入したことである。
モーツァルトの絶筆("judicandus homo reus:")以降は「入祭唱」の "Te decet hymnus" の部分を転調して繋ぎ、"Dona eis requiem" で半休止させてアーメン・フーガへと入る。アーメン・フーガは 「自動オルガンのための幻想曲」 K.608を参考に補筆したといい、フーガの終結部ではモーツァルトの絶筆部分のモチーフ(D-E-F-F#-G-G#-A-C#.)を引用している。
C ランドン版
アメリカの音楽学者H.C.ロビンス・ランドンによる版。アイブラーの補筆がある「呪われ退けられし者達が」まではそれを採用し、「涙の日」以降はジュースマイヤーのものを用いて、その上でランドンが一部に加筆している。ジュースマイヤーによって破棄され、使われなかったアイブラーの補筆部分を初めて利用した版である。
編者の「モーツァルトの作品を完成させる作業には、学識に優れた20世紀の学者たちよりも、同時代人であるアイブラー、フライシュテットラー、ジュースマイヤーの方が適していると信じる」という言葉と相まって、ジュースマイヤー再評価のきっかけとなった。判別のポイントは「恐るべき御稜威の王」の6小節目で伴奏が無くなる部分。
レヴィン版
アメリカのピアニスト・作曲家ロバート・レヴィンによる補作。1991年のレクイエム200年記念演奏会のために作成された。基本的には、ジュースマイヤー版の曲の骨格を元にオーケストレーションを書き換える方針を取っている。
最大の特徴は「涙の日」の「アーメン・フーガ」であり、これはモーンダーとは異なる独自の補作である(ジュースマイヤーの補筆は極力残してフーガに入る。なお、当時の慣例に基づき、このフーガは属調以外ほとんど転調しないのが特徴)。また、「サンクトゥス」「ベネディクトゥス」は「オザンナフーガ」が大幅に拡大されるなど、改作に近い修正が施されている。
E ドルース版
イギリスの音楽学者・作曲家・弦楽器奏者ダンカン・ドルース(英語版)による版。「モーツァルトのつもりでというよりは、モーツァルトのスタイルに共鳴し、モーツァルトの技法に精通した18世紀の有能な作曲家になったつもりで」補作しようとしたという。
「涙の日」のモーツァルトの絶筆以降と「アーメン・フーガ」を独自に補作した。「サンクトゥス」「ベネディクトゥス」および「オザンナ・フーガ」はジュースマイヤー版の主題を基に新たに作曲しなおしている。「聖体拝領唱」の冒頭には「入祭唱」から取った器楽演奏部が挿入されている。「涙の日」の9-10小節目に、アイブラーが補筆した2小節を使用しており、「涙の日」は「怒りの日」とパラレルになるように作曲したという。
ノヴァーク版について触れられていません。
レヴィン版とドルース版は入手は見合わせます。
アーメン・フーガは新たに発見されたスケッチに基づいている部分です。
アーメン・フーガ
1962年、音楽学者ヴォルフガング・プラート(英語版)がベルリン州立図書館において、『魔笛』 K.620の序曲のスケッチ、第5曲「恐るべき御稜威の王(レックス・トレメンデ)」の一部などと共に、「アーメン」を歌詞とする4分の3拍子、16小節のフーガのスケッチ(通称「アーメン・フーガ」)が記された草稿(声楽部のみ)を発見している。
1791年に書かれたと見られ、主題は「レクイエムの主題」の反行形である(A-B♭-A-G-F-E-D)。こうしたことから、一部の音楽学者は【入祭唱】をフーガである「キリエ」で締めくくるのと同様、【続唱】の最終曲「涙の日(ラクリモーサ)」の終結部に置き、区切りとする構想があったとする意見を唱えており、近年の補筆版にも度々補筆・導入されている。
じっくり読み込んで聴き込んで行くことにしましょう。
 
 
 
 


 

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